失敗しない専門家の選び方
相続手続きを依頼したいけれど、どうやって専門家を探せば
よいのだろう?
こんな風に思ったこと、ないでしょうか?
目に見える商品はその内容、性能などを想像できますが、目に
見えないサービスを提供してほしいと思っても、どういう人が
サービスしてくれるのか、どういうサービスを受けられるのか
などがよく分からず、不安が募ります。
ですので、私が依頼する側に立ったときに、どういう基準で
専門家を選ぶかということを、あくまで私岩本の個人的な
視点からご説明させて頂きます。
依頼する専門家を悩んでおられるあなた様の参考になれば
幸いです。
専門家の選び方 その1
1.専門性〜依頼したい業務の専門家であるか?
・他の事務所では断られました。
・他で相談したらきちんと対応してもらえませんでした。
当事務所はこういうご相談をよく頂きます。
我々専門家もそれぞれ全ての業務を取り扱うことができれば
よいのですが、残念ながらそういうわけにもいかず、それぞれ
専門家には自分の得意分野、専門分野があります。
どういう専門家であれ、それぞれに専門分野があるのです。
ですので、専門分野以外の業務についてはご依頼をお断りすると
いう専門家も珍しくありません。
お客様から見れば、
「依頼すると言っているのに断るなんて不親切だ!」
「困っているのに助けてもらえないの?」
と思われるかもしれません。
おっしゃるとおりなのですが、専門分野でない業務のご依頼を
受注欲しさにお受けすることは、ある意味不誠実だという
考え方もあります。
よく知らない、経験もない業務のご依頼を平然とお受けし、
お客様にご迷惑をおかけするようなことがあってはならないと
考えてご依頼をご遠慮するのが専門家としての対応である、
という見方もあるからです。
どちらが正しいということではありませんが、専門分野でないと
いうことをもってご依頼をお断りしても、あながちその専門家を
責めることは出来ません。
相続を専門に取り扱っている専門家からしたら当たり前のことでも、
相続を普段あまり取り扱っていない専門家はよく知らないという
ことも珍しくありません。
知らないことが悪い、ということではなく、専門に取り扱って
いないのですから、知らなくてもある意味仕方がないのです。
(専門家とはいえ、残念ながらすべての分野のスーパーマンでは
ありませんので・・・)
それよりか、専門分野でないにもかかわらず依頼をお受けし、
お客様にご迷惑をかける方が問題があるとも言えます。
ですので、依頼したい業務に対応できる専門家を選ぶべきです。
専門家の選び方 その2
2.コミュニケーション力に問題はないか?
・専門用語ばかりで何を言っているかわからない。
・もっとわかりやすく説明して欲しい。
・依頼したものの気軽に相談しにくいなぁ。
対面での相談若しくはメールでの相談をした場合、専門家より
質問内容に応じた回答があると思うのですが、そのときに
どういう説明を受けるか、これも大切な判断基準になると
思います。
その際、法的なアドバイス、手続きの方法などの説明がある
かと思うのですが、複数の方法があるのならそのメリット・
デメリットを説明し、最終的な決断をご自身の意思で決断
できるようアドバイスできるか、決断を押し付けるような
ことはないか、ということもポイントではないかと思います。
ご自身の意思で決断するということは一見不安なことのように
思うかもしれませんが、その段階でその不安を払拭するだけの
情報、アドバイス、決断しやすい説明などがあればきっと
ご自身の意思で決断できるのではないかと思います。
その判断の道案内をするのが、我々専門家の仕事ではないかと
個人的には思います。
どんなに法律知識があっても、依頼者の意図する依頼内容を
聞き取り、不安が取り除けるようにアドバイスをすることが
出来なくては、本当の意味でのサポートではないと思います。
専門家の選び方 その3
3.他人を貶める(おとしめる)人に人望はあるか?
自分の仕事に責任と誇りを持っていない方、他人を批判する
ばかりの方は要注意ではないかと思います。
謙遜することと卑下することは全く違います。
個人的な思い込み、感情を前面に出して物事を言う(決め
つけている)方に仕事を頼みたいと思うでしょうか?
他人を批判するばかりの方は、人を貶める(おとしめる)こと
でしか依頼に結びつけることが出来ないということを暗に
物語っているのではないかと考えます。
我々のような専門家の仕事はとにかく幅広く、1人ですべてを
まかなうことはなかなかできません。
ですので、いろんな専門家の方々の協力があって成り立つ職業
ではないかと思っています。
人を蹴落として仕事を取るというということではなく、
他の専門家と協力して業務を遂行しようという方の方が
人脈、人望がはるかにあると思うのです。
ですので、依頼者様のためにそれぞれ専門分野をみんなで
協力してサポートしましょう!という方の方が、依頼者の
ことを真剣に考えているということは明白です。
人それぞれ考え方、選択基準があろうかと思いますので、
どういう基準で専門家を探すにしても、ご自身が一番どの
部分に判断基準の重きを置くかをもとに専門家を選ぶことが
重要ではないかと思います。
・取扱い業務(専門性)か
・自宅近くの専門家か
・専門家の人柄か
・費用か
何を基準に選択するか、よくご検討頂いてご依頼されることを
お勧めします。
結局はご自身が選択する際に、
『ここだけは譲れない!』
『こういう基準で選びたい!』
というものを明確に持つことが失敗しない専門家の選び方の
「コツ」ではないかと思います。
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